冬のスーツの制作を開始しました。
11/6から始めました。2月末ぐらいまでに完成予定です。
これは、「身頃(みごろ)」「襟(えり)」と進んで
ようやく「袖(そで)」に取り掛かったところです。
スーツ、ジャケットはスタンダートな仕様
「二枚袖」「テーラーカラー」「フラップポケット」で設計しています。
これは主にヨーロッパで進化してきたもので、日本には明治期に一気に広まりました。
「スーツとは、スーツの歴史、生地、裏地、フォーマル、インフォーマル、シルエット」についても学びます。
近代、近世の服装史を平行して、学んでいるので
その内容とリンクして、理解がつながるように構成しています。
パターンはボディーのフィッティングからはじめ、
テーラーカラー、二枚袖、スタンダートなポケットと進めていきます。
最終的には、スーツを完成させます。
スーツは大きな「山」の一つです。
多くの基礎を集約しないと完成できませんので、これまでの総合で取り組みます。
スーツの実習をしていると、これまでやってきた「シャツ」などの基礎知識のほころびも見え、都度、復習、おさらい、確認しながら進めています。
これは、私たちの指導法の強みかもしれません。
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