11月のご挨拶

やっと秋らしくなったと思うと

冬が来て又夏日がはさまる という目まぐるしい日々

 

皆様は如何おすごしでいらっしゃいますか?

 

静かで豊かな私達の小学校に 

或る日多勢の日本の兵隊さんが入って来て講堂と運動場で野営を始めました 

 

あの頃のひんやりとした冷たい風を思い出してしまいます

 

間もなく戦争が始まり 小学生は立派な大人になるようにと 算数・国語・理科・体育などをガンガン学びました 

 

食料と衣料は兵隊さんへと送られ 

私達はおなかがすいてもガマンして農業を手伝い 

男の子は中学へ女の子は女学校への受験勉強に追われました 

 

やっと合格したら敗戦! 

めまぐるしく変わる社会の中で衣類環境も急速に変化しました

 

戦後の服飾に関しては多くの方々が書籍に残して下さいました。

 

その真っ只中を夢中で駆け抜けて下さいました 

今振り返る70年の間 来た道はどう展開していくのでしょうか 

楽しみでもあり 私は何を残しておこうかと思案することでもあります

 

今まで一貫して実行してきたことは 

毎日24時間をきちんとそして少し楽しく生きること胸に暖め続けていました

 

一日の終わりには 

神様 仏様は ”これでよろしかったでしょうか” と伺うことでした

 

そして支えて下さった神仏と多勢の皆々様に感謝をします。