お知らせ 京都川上服飾専門学校

新着情報

2024年

11月

17日

11月のご挨拶

やっと秋らしくなったと思うと

冬が来て又夏日がはさまる という目まぐるしい日々

 

皆様は如何おすごしでいらっしゃいますか?

 

静かで豊かな私達の小学校に 

或る日多勢の日本の兵隊さんが入って来て講堂と運動場で野営を始めました 

 

あの頃のひんやりとした冷たい風を思い出してしまいます

 

間もなく戦争が始まり 小学生は立派な大人になるようにと 算数・国語・理科・体育などをガンガン学びました 

 

食料と衣料は兵隊さんへと送られ 

私達はおなかがすいてもガマンして農業を手伝い 

男の子は中学へ女の子は女学校への受験勉強に追われました 

 

やっと合格したら敗戦! 

めまぐるしく変わる社会の中で衣類環境も急速に変化しました

 

戦後の服飾に関しては多くの方々が書籍に残して下さいました。

 

その真っ只中を夢中で駆け抜けて下さいました 

今振り返る70年の間 来た道はどう展開していくのでしょうか 

楽しみでもあり 私は何を残しておこうかと思案することでもあります

 

今まで一貫して実行してきたことは 

毎日24時間をきちんとそして少し楽しく生きること胸に暖め続けていました

 

一日の終わりには 

神様 仏様は ”これでよろしかったでしょうか” と伺うことでした

 

そして支えて下さった神仏と多勢の皆々様に感謝をします。

 

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2024年

11月

17日

告知 秋の公開セミナー「子どもから 大人へ成長と学び」

実りの秋です

ブラッシュアップしましょう!

 

2024年度 秋の公開セミナーのご案内

 

12/1(日)13:00-16:00

教育心理学 相田貞夫先生 元京都教育大学教授

 

「子どもから大人へ 成長と学び」

 

和やかな中に芯の通ったお話を聞けばきっと役に立つ

 

場所 川上学園 真如庵(東館 2F)

 

受講を希望される方は川上学園までご連絡下さい

 

TEL 075(771)5072

FAX 075(771)5994

受講料 5,000円

 

申込締め切り 2024年11月28日

TELまたはFAXでご連絡ください。

 

服飾専門学校 川上学園

〒606-8311 京都市左京区吉田神楽岡町1

 

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2024年

11月

09日

ブラウスとズボンのトゥーピース完成

ブラウスとズボンのトゥーピースが完成しました。

 

丹後から送っていただいたちりめん生地で、とても肌触りも良く、コシもあり、質の良いものですので、きれいなシルエットがでているように見えます。

 

着心地はもちろんですが、身体の動きを妨げることなく、動きにもしっかりと対応できる仕立てになりました。

 

ただ、見栄えが良いだけでなく、日々の暮らし、動作にも寄り添った洋服は、着るだけで心地が良く

気持ちも前向きになります。

 

ぜひ、皆さんもそのような洋服に多く触れて、充実した生活を送ってみてはいかがでしょうか?

 

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2024年

10月

20日

園長ごはん

園長ごはん

 

秋ナスと枝豆のたいたん

コロッケ

スパゲッティサラダ

自家製カッテージチーズ

クリームシチュー

 

今が旬の秋ナス、皆さん食されていますか?

 

旬のものを楽しめば、季節の移り変わりを感じることができ、ただお腹を満たすだけでなく、気持ちも満たされて、日々を充実した心持で過ごせます。

 

一日一日を、健やかにお過ごしください。

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2024年

10月

13日

10月のご挨拶

 

夜が明ける頃 寒い!と感じるようになりました。 急な夏、秋、冬への変化に 急いで衣生活をととのえましょう

 

 大人の世界でいろいろなコトがあり 母と私達 子どもが急遽 新京から日本の父の実家の和歌山県御坊市へ帰って来た頃は 気候は少し荒れる日があっても 静かに変化していたと思います

 

 御坊で私は尋常高等小学校の一年生になりました その時の集合写真を見ますと女の子は和服に白いエプロン又はワンピースに白いエプロン 男の子は絣の着物の子と黒い詰め襟の学生服の子が居ます

 

その中に白い身頃に白いラインが三本入った紺の衿とカフス 紺のプリーツスカートの女の子がくっきりと目立っています 私です 珍しかったのか上級生が群がって来て”中国語言うてみぃ”と言われました

 

一学期の終わり頃から夏の間 女の子は一斉にワンピース 男の子ショートスリーヴシャツにショートズボンになりました

 

 その頃 ソウルから留学して来た柳井麗子さんと仲良くなり 放課後は私の家で一緒に過ごしました 麗ちゃんは背が高く大人びていて 白いブラウスとフレアスカートが良く似合ってました 漢字や算数の問題をとっても楽しそうに まるでお菓子をたべるように読んだり書いたりするので私は圧倒されっぱなしでした 九九を歌うように言うので合唱する私は得をしました

 

 日の丸の旗を振って 兵隊さんを近くの駅で見送るようになった頃 ソウルへ帰って行きました それから 私は一人遊びが上手になりました

 

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2024年

10月

02日

園長ご飯

園長ごはん

授業のある日は、お弁当を作って

教室横の控室で頂くことが多いです。

 

そんな時は

ご飯とおかずをお弁当に詰めて

汁ものと飲み物を添えて、いただきます。

 

暖かいお味噌汁などが添えられていると、お弁当も美味しくいただくことができます。

 

そして、水分補給も忘れず、屋内にいても、脱水症状になることもありますので、皆様、ご注意下さい。

 

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2024年

9月

24日

お父さんのシャツ

当初、ポケットはついていませんでしたが、お父さんからのリクエストで付けることに

大きさは、大きめ、イメージはシンプル、がオーダーでした。

 

生地は、シャツと同じものを使用してシンプルに、サイズも少し大きめ

ワンポイントとして、手刺しの刺しゅうを施すことで、グッとしまったデザインになったと思います

 

お父さんが愛犬の散歩に、これを着てさっそうと出かけていく姿を想像しながら製作しました

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2024年

9月

17日

リンゴのジャンパースカート

きっかけは「ボタン」でした

 

子ども服の製作を講義中、ふっと、大事にとっておいたリンゴのボタンを思い出し

取り出してきました! このリンゴのボタンをモチーフに、全体イメージが決まりました。

 

裾上げの仕上げにレースを使って、女の子の「レースのついたスカートをはいている」という、特別感、愛着を持って着てもらえるのを想像しながら、製作しました。

 

5,6才の子ども服を、どんなことが着ているのか、どんな動きをするのかを想像することで

自身も、それを見守る大人の視点に立つことで、ぐっと成長しているのを感じました。

 

大人になるということは、誰かの成長を想像し見守ることなのかもしれないですね

 

この子ども服は、その作品の完成とともに、自身の大人としての自覚も確立されるという

副産物も与えてくれたように思います。

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2024年

9月

14日

セーターのゲージを作成しました

セーターのゲージを作成しました。

 

機械編み(添え糸編み)で 赤い糸がベースカラーになり、深い色の糸が添え糸で組み合わせて、オリジナルの色味を創ることができます。

 

 

これは編物の特徴的なテクニックの一つです。

 

 

赤い糸は、スイス製、深い色の糸はフランス製、奮発して、とても良い糸を使っています

 

ランダムな、色合いで出て、楽しい編地になりました。

 

セーターの完成を目指して、これから製作を開始します。

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2024年

9月

14日

ベストが完成しました_手編み(かぎ針編み)

ベストが完成しました

 手編み(かぎ針編み)で作り上げました。

 編地に工夫をして、ふわっと立体的に編みあげました。

 

 機械編みと違い、ふわっとした風合いが出て、着心地も良い感じに仕上がりました

 手編み(かぎ針編み)独特の風合いでよく出ていてよい作品になりました。

 

ご本人も自信の一品になったようです。

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2024年

9月

09日

園長ご飯

園長ご飯

 

盛り合わせる時、彩りを意識して

食材を組み合わせると、自然とバランス良く栄養もとれて、食欲も増す感じに仕上げることができます。

 

ボリューム感もでて、おススメです。

 

素材はなるべく手作りで、美味しく日々頂いています。

 

皆さんも日々のちょっとしたことから楽しむのを気にしてみてはいかがでしょうか?

 

美味しくて楽しい食事は、充実の生活の一歩かもしれません。

 

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2024年

9月

05日

サフランの白い花が咲きました

サフランの花、白い花を付けました。

夜になるとしぼみ 朝にまた開きます。

よく、お米と炊いて、サフランライスをつくりますが、きれいな黄色に色づきますね。

 花は白いので、不思議ですね

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2024年

9月

03日

蜆の貝合わせストラップと端切れで造るフクロウ

蜆の貝合わせストラップと端切れで造るフクロウ

 

11月に京都市内の中学生が体験学習に来るので、その準備です。

 

針を扱ったことがない子たちが多いので、大変そうですが、頑張って取り組んでほしいです。

 

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2024年

9月

02日

ちりめんのズボンが完成しました

ちりめん生地のズボンが完成しました

 

 ポリエステル素材で洗濯にも便利な仕立てになっています。

 後ろのオープニングのベルト部分に刺しゅうでイニシャルを入れています。

 ちりめんの生地は特に、生地との対話が重要で、

 仕立ての際、刺しゅうの際いずれの時も、調子をみながら、作業を進めるが大切です。

 うまくいくと、自然な風合いが保持され。生地本来の良さを生かした作品になります。

 

履いてみて、本人もとても肌触りが良くて「気持ちいい!」って思わず漏らしていました。

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2024年

9月

01日

9月のご挨拶

 

次々と台風が来て、不安定な空もようですけれど どなたさまもお元気でしょうか?

 

1931年頃の世界情勢は不穏でした

上海事変が勃発して 母は四人の子供を連れて日本の母の実家(綾部)へ帰りました。

 

その頃のことは写真や大人のお話を聞いて知り得たことしか記憶にありません

 

上海で頂いたベビーセットは大切に仕舞われていました 綾部での生活は一年で終わり 父の勤務地 満州の新京(長春)へ引越しました

 

乳幼児だった私を連れて母は大変だったと思いますが二人の姉と兄の写真を見ると仲々おしゃれな洋服を着ています サイズもピッタリ!

 

 高校生の頃に母は聞きましたら 新京にはロシヤ人の洋服屋さんが有って しっかりとした仕立ての英国風の服が有り注文もできたと話してました

 

 私が3才位から着せて貰ったお気に入りの服は アイボリーのブラウス 軽くて暖かい特別ピラピラしたものなど 何も付いていないデザインでした 

 

その上にいつも来ていた真赤なジャンパースカート、前後のヨークに切り替え線が有りその下にビシッとプレスの効いたプリーツが3本、両脇にセットインポケット

 

 不思議に少しずつ大きくなる脇達で6~7才頃まで着ていました

 ロシヤ人の仕立屋さんに直して貰ってたんだと思います

 

 セーターは水色の中細位のクロセットで”ハイゲージ”のメリヤス編み 胸にチッチャなフラップが一つ3色(だったと思います)のきれいな糸でストライプ刺しゅうがしてあり この飾りが大好きでした。

 

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